もにゃにっき

つれづれなるままに、ちょっとコアな話をする

スーファミソフトからspcファイル抽出

ゲームromから音源を取り出そうシリーズ第2弾。
今回はスーファミことスーパーファミコンです。

ファミコンと違って取り出し方をまとめたサイトは割と出てくるんですが、気にせず書いちゃいます。

用意するもの

・音源を抽出したいゲームのROM
例によって、ネットから拾ってくるのはご法度です。自分で用意しましょう。
ただし、今回は「今流れているBGM」しか抽出できないので、サウンドテストがあるゲームが望ましいです。

SNES9x
スーファミエミュレータ。spcファイル抽出機能があります。
32bit版と64bit版があるので、自分のパソコンと同じ方をDLしましょう。
他のエミュにも同様の機能はあるのですが、これが一番使いやすかったです。

SNES9x日本語化パッチ
必須ではないですが、標準では英語で操作しづらいので入れておくと良いでしょう。
SNES9x本体と同じバージョンをDLし、本体と同じフォルダに.exeファイルを移動します。

f:id:monya3:20180926173743j:plain画像のようになっていればOK。
ダブルクリックして、「正常終了」と出れば日本語化完了です。

抽出手順

SNES9xで音源を抽出したいソフトを開く。今回も起動後ROMファイルをドラッグ&ドロップでできます。

サウンドテストを開く。ここはゲームによるので割愛。

抽出したい曲を再生すると同時に、タブの「ファイル」をクリック。
ゲームが中断されるので、そのまま「その他の保存」→「SPCデータの保存」を押します。

f:id:monya3:20180926174941p:plain
これで「SPCs」というフォルダに、今流れているBGMのspcファイルが抽出されます。

なぜ同時押しをするかというと、途中から保存した場合spcファイルも途中からスタートしてしまうからです。

また、ファミコンのときと違い、1度に1曲しか抽出できません。
抽出したい曲が多いときは同じことを繰り返さなくてはならないので、ちょっと手間。
普通に録音するよりは楽ですが。

サウンドテストがないゲームの場合、曲が流れるシーンまで進め、うまーく曲が切り替わるタイミングで「ファイル」タブをクリックするしかないと思います。

クイックセーブ&ロードを駆使して頑張りましょう。

再生

foobar2000でもいいですし、SPC専門の再生ツール「SNES SPC700 Player」なんてものもあります。
チャンネルごとに音をオンオフしたりできて、なかなか面白い。
wavへの変換機能も持った優れものです。

また、曲名や作曲者などのメタデータの編集もできます。こちらの「ID6666」が代表的でしょうか。

nfsにもこういうのありそうなんですが、見つからない。

 

以上です。お疲れさまでした。

 

【追記】

ZSNESとSNES9x-rrというエミュにはSPC自動取得機能があるらしいです?
?がついてるのは、調べても情報が少なすぎるのでよくわからないからです。

もし分かったら別記事で紹介します。