タイトル通り。
スピーカー内蔵ゲーミングチェアで有名なGTRACINGですが、接続がBluetoothでゲーム機と直結できなかったり、遅延があったり、スピーカー位置が後頭部で違和感があったりと個人的には用途に難ありで
「サラウンドのリアスピーカーとして有線接続できればなぁ」と思っていたところ、似たようなことをしている人を見つけたので参考に実現してみました。
真似して椅子が燃えてもアンプが燃えても家が燃えても責任は負えません。
まず椅子の仕様を説明すると、椅子の後ろからイヤホンとかと同じ3.5mmミニプラグが出ていて、それに付属のBluetoothレシーバーを繋ぐ形になっています。
このミニプラグが曲者で、配線がOMTPでもCTIAでもない独自規格です。
なのでスマホやゲーム機のイヤホンジャックに直接指してもうまく鳴らないし他のBluetoothレシーバーと交換もできません。
そこでこいつの出番です。
ミニプラグにこいつを刺して適当にスピーカーケーブルを配線します。
椅子側→アンプ側
L→R+
R→R-
V→L-
GND→L+
となりました。
上記参考とちょっと違いますがAVアンプの測定ではこうなりました。
型番による差異、あるいは測定ミスかも知れませんがとりあえず鳴っています。
まあもし逆位相になっていたとしても、スピーカーと耳の位置が極端に近いのでわからないんじゃないですかね。
やってみて感じた椅子をリアスピーカーにするメリット・デメリットは
メリット
- 省スペースでサラウンド環境を構築できる
- スピーカー代が浮く
- 耳に近いのではっきり聞こえる
デメリット
- 近すぎて製作者の想定とは違う聞こえ方になる可能性がある
- 椅子からケーブルが伸びるので足を引っかけて転んだり、キャスターで踏んで断線する恐れがある
- 椅子の移動範囲が制限される
- 多人数での視聴に向かない
でしょうか。
一つの選択肢として自己責任でどうぞ。