初代ポケットモンスターには、ポケモン図鑑の番号とは別にデータ内の並び順を示した番号があります。
内部番号と呼ばれているそれは、一見なんの法則性もなくポケモンが並んでいるように見えますが、勿論本当にランダムに並んでいる訳ではなく、
データが入力された順=ポケモンが生み出された順
ではないかと考えられます。
このページは内部番号やその他のデータから、初代ポケモンたちのデザインコンセプトなどを考察してみよう、というページです。
- 内部番号表
- 1~16 怪獣モチーフ期
- 17~37 第一次動物モチーフ期
- 38~44 人間モチーフ期
- 45~78 第二次動物モチーフ期、タイプの導入
- 82~105 1回進化導入期…?
- 106~155 既存ポケモン派生期、2回進化導入…?
- 157~173 最期のボリューム増し期
- 176~ 最終調整期
内部番号表
まずは、その内部番号を見てみましょう。
※ゆうれいのグラフィックで、ゴーストという名前のついている特殊なけつばん。
文字で見ても分かりにくいので、画像も載せておきます。
無作為に見えて、何となくパターンがある…ような気がする。詳しく見ていきます。
1~16 怪獣モチーフ期
まずは1番のサイドンから16番のニドクインまでのグループです。
ポケモンの初期も初期、タイトル案がカプセルモンスターだった頃に作られたであろう彼らは、モチーフが断定しにくい、それこそモンスターとしか言いようのないデザインが並びます。ピカチュウのようなペットでもファイヤーのような伝説の存在でもなく、ウルトラ怪獣の影響が濃い時期だと思われます。
「オニスズメはオウムかスズメでしょ」と思う方もいるでしょう。至極まっとうな感覚です。しかしオニスズメは旧デザインが公開されていて、そっちはもっとこう…なんとも言えない見た目をしているんです。
ウルトラマンタロウのバードンのような二足歩行のフォルムで、どうみてもスズメではないです。他にもピッピとフシギソウが現在と大きくデザインが違います。
二足歩行が多いのは、着ぐるみだった特撮の怪獣の影響が強いからでしょうか。杉森さんの趣味ですね。
特にサイドンやガルーラ、ニドキングは、二足歩行で、背中がトゲトゲしてて、大きな口を持つ…もろゴ〇ラです。
9番は場所こそフシギソウですが、デザインとしてはフシギバナの原型でしょう。開発を進めていくうちにフシギバナはもっと強くしようとなり、じゃあこの微妙なヤツは進化前のステータスってことにするか、と見た目だけ入れ替えた…のではないかと。
現在はカエルがモチーフということになってますが、この段階では花がデザイン上のメインで、下の生き物は飾りといった感じですねw
ピッピに至ってはもうなんだこれ…これからよくあのデザインが生まれたもんだ。
見ての通り、ニドラン♂♀とニドキング、クインもこの時点でいます。性別でデザインがかわる構想はかなり初期からあったんですね。
しかし間のニドリーノとニドリーナはいない。おそらく進化系進化前という関係ではなく、モンスターの取り巻きと親玉といったイメージだったのでしょう。
実際、企画書に書かれた文面には進化やそれを連想させる記述は実はないんです。進化はもっと開発が進んでから思いついた要素だと思います。
同様にタマタマとナッシーも、この時点ではデザインの幅がなく偶々似ただけだと思ってます。タマタマだけに。
タマタマは今は植物の種という設定ですが、この段階では本当に卵のポケモンだったのではないでしょうか。
意外なのが、ニドキングよりニドラン♂のほうが先に生まれていること。それも番号が隣り合っておらず、そこそこ離れています。
ですがニドラン♀とクインは続けざまに作られているので、既にニドランのオスとメス、キングとクインはセットで扱うつもりだったのでしょう。
同じく意外なのがヤドラン。ヤドンではなく先にヤドランが出てきます。
ヤドンに足し算して生まれたのがヤドランではなく、ヤドランから引き算して生まれたのがヤドンな模様。
その他。
ビリリダマ。モンスターボールのデザインもかなり初期から変わってない様子なので、「モンスターボールに化けているポケモン」というコンセプトから生まれた可能性高し。
ベロリンガ。生物としてのモチーフは相変わらず分かりませんが、イメージとしては妖怪「垢嘗め」とかでしょうか。
ちなみに初代のベロリンガは「したでなめる」を覚えません。
初代には「お前これ覚えないのかよ」みたいな技がそこそこあります。
ベトベター。ヘドロが動き出したポケモンですが、他のポケモンとは違うまん丸な目から、ポケモン版スライムとしてデザインされた可能性も。
ゲンガー。名前の由来ドッペルゲンガーの通り、不気味な影をそのまま立体化したようなやつ。
一匹見慣れないポケモンがいますが、没ポケモンの「ギャオーン」です。最初期組の中では唯一日の目を見なかった可哀想なやつです。
総じてこの時期は現実の生き物に囚われず、怪獣や妖怪を元にしていった頃だと思われます。恐らくデザインが杉本健氏に一任されていた頃なのでしょう。
デザイン表が一枚にまとめられていることからも、ポケモン開発においての一つの区切りだったことが読み取れます。
しかし田尻智氏は企画書の時点で「戦わせるだけでなく、共に暮らすペットのような存在」のイメージを持っていたため、もっとかわいいポケモンや親しみやすいポケモンがいた方が良いと思っていたようです。
その思いが形に出てくるのが17番以降です。
17~37 第一次動物モチーフ期
17番からは、デザインのモチーフが明らかに分かりやすくなりました。
サイや首長竜、獅子、二枚貝など…。
ストライクやカイロスは本当にお前カマキリ?っと首を傾げるけど、怪獣期よりはマシ。
というかストライクも旧デザインが公開されてるので見てみましょう。
デザイン違いや名前違いがいくつか見られますね。
ストライクはカマキリというかカマイタチ?旧デザインは怪獣期のに近いコンセプトを感じます。
その後カマキリっぽい見た目に修正されていったということか。
ギャラドスも今と随分雰囲気が違います。
FFのサンドワームみたいなコテコテな怪獣タイプ。ただし旧ストライク共々、特撮怪獣よりはファンタジーRPGを意識した雰囲気です。
コイキングが生まれるのとギャラドスが鯉のぼりモチーフに生まれ変わるのと、どちらが先だったのでしょう。
後は順番通りに。
カラカラはデザイン表の都合でこっちに入れましたが、まだ怪獣っぽい。
元々はガルーラの子供だったのでは?という都市伝説もありますが、初代のドット絵ではガルーラと違いおなかが白くありません。
しかし旧デザイン案では白い。どっちなんだ…?
ガルーラの子供としてデザイン→設定変更につき茶色く修正→何らかの理由でイラストは旧デザイン準拠に?という感じ?
カラカラとガルーラの関係性はなかなか謎が深いです。
サイホーンはサイドンの進化前というより、対になるポケモンとしてデザインされた可能性が指摘されています。
意識してサイをモチーフにしたというより、モチーフのモチーフが結果サイだった、という感じでしょうか。
No.111 サイホーン Rhyhorn 1.0m
— たかさおじさん_スケールワールド買う (@ikiro_pkmn) 2019年7月22日
No.112 サイドン Rhydon 1.9m
No.464 ドサイドン Rhyperior 2.4m
じめん いわ 怪獣 哺乳類#たかさ考察 pic.twitter.com/tAmO5U39sn
ラプラスは首長竜をベースに、海亀の甲羅をミックスしたもの。
コンセプトはズバリ「なみのり」でしょう。背中に乗って海を移動するイメージをそのまま形にしたポケモン。
後の「どんな特技を持つか」からデザインされる流れの先駆けと思われます。
名前の由来はフランスの数学者?
ウインディは旧名ウイング。風のように駆け抜ける、という命名か?
モチーフは獅子。神社の入り口にコンビでいるアレ。中途半端に開いた口もそれを意識したものでしょう。
正式には口を開けている方を獅子、閉じていて角が生えてる方を狛犬と呼ぶそう。
ただし起源といえる中国の獅子像は両方口を開けていて、阿吽になったのは日本独自のアレンジなんだとか。また一つ賢くなりました。
21番は製品版ではミュウの場所ですが、デザイン案表ではオメガという没ポケが載っています。
これがミュウに変化していった…という訳は当然なく、「ゲーム完成直前に空きスペースに詰め込んだ」という話から全く別のポケモンでしょう。
本来デザインされたタイミングはもっと後ろ、ミュウツーと同じころと考えるのが自然かと思います。
シェルダー(パルシェン)。
デザインが進化系に使いまわされたフシギソウと同じタイプです。
ヤドランのしっぽのことは…考えてたら巻貝にするでしょうから、全然考えてないと思います。
モチーフはどちらのデザインも二枚貝。
現シェルダーの舌が飛び出たデザインはドンキーコングのクランボーに似てるけど、偶然でしょう。
どちらも塩抜きしたバカガイの姿からの連想かと。
メノクラゲ。旧名アンブラー。
旧名の由来はラテン語で影を意味するアンブラか、イギリスの小説家?
ラプラスやカラバジオを考えると後者か。
モチーフはまんま海月ですが、透明な部分がある頭は何となく宇宙生物を連想させる。
のだけれど学がなくて直接の元ネタが思いつきません。
今調べたら↑と同じたかさ考察で台風怪獣バリケーンと解説されてた。
もうモチーフ考察いらなくない?
ゴースはガスのモンスター化。比較的モチーフの分かりにくい、怪獣期寄りな雰囲気。
あとは見たまんまなので詳しく語るのはやめましょうか。きりがないし。
とにかくこの時期は「怪獣っぽさが残りつつも、モチーフの分かりやすい・親しみやすい動物デザイン」に移行し始めた時期と言えるでしょう。
また後半ではガーディ、オニドリル、ヤドンと、既存ポケモンと進化前・後の関係になるポケモンが登場しだします。
しかしニドラン系を含めても10/37と数が少なく、まだ進化というより「親玉と取り巻き」というイメージの方が強かったのではないでしょうか。
上記の通り「オメガ」は没ポケモンです。
何となくメカゴジラ的な機械っぽさを感じます。ポリゴンに先駆けた人口ポケモンだったのでしょうか?
なお、この旧デザイン表は「週刊ファミ通 2019年5月23日号」に掲載されています。
38~44 人間モチーフ期
特に面白いと感じたのがこの時期です。
この時期はゴローンを除き人間臭いポケモンばかり並びます。
スプーン曲げの超能力を使うユンゲラー、母性や慈愛のイメージであろうラッキー、力自慢のゴーリキー…
ラッキーは外見こそ人間離れしていますが、動物とも怪獣とも違うなにかを意識しているのは間違いないでしょう。
動物だけでなく、人間をモチーフにしてもいいという発想に至った時期のようです。
それと同時に、外見だけでなくポケモンは「どういう特技を持つか」「どんな行動をとるのか」ということを考えるきっかけになったように思います。
所謂「専用技」の概念です。スプーンまげやたまごうみ、かいりきといった技はポケモンが先にいて、そのイメージから技が作られたと推測されます。
初代のケーシィ系はスプーンまげ覚えないけど。
というのも、ポケモンの内部表に比べて技の内部表は結構整理されてるんですよ。
あくまで比較的ですが。
ポケモンの案を一通り出し切ってから、どんな技を実装するか考えてからデータを入力したためではないでしょうか。
面白い方向転換だと思うのですが、人間ベースのポケモンは今でも賛否両論あるように
初代の製作スタッフもやり過ぎたと反省したのか、これ以降は動物モチーフがメインに戻ります。
45~78 第二次動物モチーフ期、タイプの導入
前回同様、モチーフの分かりやすいものと分かりにくいものが両極端に分かれます。
そして新たな流れとして、デザインにモチーフとは別の特徴づけがなされ始めます。
ブーバー、エレブーの「こいつは火を吹くぞ、電撃を扱うぞ」というのを前面に押し出した外見です。
人間期では「特技」を意識するようになりましたが、あくまで物理的なアクションの範疇でした。
それに対しこの2匹は明らかに「属性」のようなものを前提にデザインされています。
ポケモンのタイプという概念が生まれたのはこのタイミングだと思われます。
ドガースも「毒を吐くポケモン」として毒タイプを前提にしたデザインかもわかりませんね。
一段下にいる伝説の鳥ポケモンも同様です。
もしかしたら「一匹しか登場しない特別なポケモン」の概念も既にあったかもしれません。
余談ですが、ブーバーとエレブーの間のけつばんは、ルージュラとは別の、彼らと対になる氷タイプの残骸でしょうか。
82~105 1回進化導入期…?
この時期は見ての通り進化系が綺麗に並んでいます。
恐らく進化が基本システムとして固まり、進化前と進化系をまとめてデザインするようになった時期でしょう。
そして1回進化のポケモンしかいないので、2回進化するポケモンもいるという設定はまだなかったのでしょう。
…と考えていたのですが、デザイナーのにしだあつこさんがピカチュウについて、「2回進化する」というオーダーがあったと語ってるのを発見しました。
しかし前後のポケモンを見るにデータを入力したタイミングでは既に1回進化のつもりだったように見えます。
この頃から、デザインを描き起こす作業と実際にデータ入力する作業を別で行うようになったということでしょうか…?
時系列にすると「ピカチュウ系のデザインをする」→「最終進化系が没になる」→「ピカチュウとライチュウを実装する」といった風に。
(2022/06/18 ゲームフリーク公式サイトのリニューアルで該当ページが消えていたので読売新聞版に差し替え。内容はほぼ同一です。)
進化系が綺麗に並んでいるのも、実装するポケモン・没にするポケモンをしっかり吟味してからデータを打ち込むようになったからかもしれません。
なので、この項目とここから下のポケモンはデザインされた時期と実装時期に大きくずれがあることが予想され、推測がとてもガバガバになってきます。
もともと推測に推測を重ねた妄言ですが。
106~155 既存ポケモン派生期、2回進化導入…?
この頃は既存ポケモンの進化系、進化前を増やすことに集中していたようで、新系統なのはビードル系とキャタピー系、ミュウツー、カビゴンだけ。
元デザインをそのまま大きくor小さくしたようなものが主で、特に考察するようなポケモンは少ないですね。
イモムシ2匹は2回進化定着のきっかけになったポケモンでしょう。
虫ポケの都合上、どうしてもイモムシ→蛹→成虫の3段階に分けないといけません。
他の2回進化ポケモンも多く実装され出すので、2回進化の設定が固まったのはこの頃…
だと思っていたのですが、前述したようにピカチュウは最初は2回進化予定だったそうなので間違いだったようです。
今でも疑われる「バタフリーとモルフォン入れ替わり説」は、内部データを見る限りキャタピー系は綺麗に並んでいるので
ミスして入れ替わったとは考えにくいです。
画像だけ入れ替わってしまった可能性もありますが、序盤から登場するポケモンの進化系ですからミスを見逃すとは思えません。
想定していない動作であるセレクトバグとは訳が違います。
何らかの考えがあって、意図的に入れ替えたという方がまだ正しいと思います。
「2匹いる蝶ポケモンが両方むし・ひこうでは差別化が難しいので、片方は毒蛾ということにしよう、
まだ蛾っぽいのは(現)モルフォンかな、
キャタピー・トランセルはどう見ても蝶の幼虫だから蛾に進化するのは不自然だし序盤は蝶のほうがポピュラーでいいだろう、
じゃあバタフリーとモルフォンの見た目は逆にしよう。」
あたりが真相に近いんじゃないかなぁ…
ミュウツーはMOTHERのギーグがモデルとも言われますが、杉森さんは否定しています。
@nido_climax MOTHER2のギーグってあんなんでしたっけ?ミュウツーは企画側からのラフスケッチが最初にありまして、その企画者が何をモデルにしたかは今となっては定かでないです。が、おそらく関係ないと思いますし、少なくとも僕は意識してませんでした。
— 杉森 建 (@SUPER_32X) January 26, 2011
(ミュウツーに似ているのは2ではなく1のギーグ)
しかし企画者(おそらく田尻さん)のラフが元にあるということで、そちらはギーグを意識していた可能性も十分あると思います。
他にはゴーストのデザイン、これ素晴らしいと思います。
最初は無関係なポケモンとしてつくられたゴースとゲンガーを、間にゴーストを挟むことによって
ガス状だったのがだんだん固形になっていく流れにより同系統であることが違和感なく受け入れられます。
初代のゴースって分類もガスじょうだし、図鑑の記述も毒のことしか書かれてないし、幽霊要素はゲンガーとまとめられた際に追加されたものだと私は考えています。
逆にゲンガーに毒っぽい記述はないんですよね。
実際に生み出された順かは不明ですが、メンバーからして2回進化のポケモンを増やしていた時期なのは間違いないでしょう。
157~173 最期のボリューム増し期
この時期は新系統のポケモンが目立ちます。
全体のボリュームを少しでも増やそうとしていた頃でないかと推測しています。
開発も終盤に差し掛かり、タイプや進化の概念も完成しきってデザインが安定している印象。
実際の金魚や馬、ネズミにとても近いデザインでありながら、炎タイプと一目でわかるポニータ系や、角や目で架空の生き物だとわかるトサキント系、コラッタ系。
ポリゴンとプテラのちょっと特別な入手方法の一品モノな2匹は、重大なポジションなのでデザインの推敲をギリギリまで行っていたのでしょう。
ニド2匹、イシツブテ、コイルは何でしょう…単にデザインが難航しただけ?
デザインとは違いますが、ここのポケモンたちは総じてドット絵の出来がいいですね。プテラなんか今見ても通用するクオリティ。
176~ 最終調整期
最後の最後、大詰めです。
最初は見ての通り御三家のうち炎と水タイプの2匹。
主役となるポケモンですから徹底的に推敲を重ねていたのでしょう。
リザードンの後ろのけつばんは、もしかしたらカメックスとは別のカメールの進化系がいたのかも。
フシギダネ系だけ先に実装されたのは、既に知っての通り原型が最初期から居たため、既にデザインが完成していたと思われます。
その後ろにいる化石とゆうれいは、グラフィックが設定されているちょっと特殊なけつばんです。
おそらく登場させるポケモンも一通り決まって、ストーリー用NPCとして設定されたものかと。
使われている場所は当然ニビ博物館とポケモンタワーです。
それだけに、どん尻に控えるナゾノクサ、マダツボミ系の異質さが目立ちます。
御三家、NPCと明らかに終わった風なオーラを出してるのにその後ろにいるこいつら、後から追加された感がプンプンします。
草タイプが全体的に少ないことに気付いて、大慌てで作ったポケモン…とかでしょうか。
もしくはリーフの石の対応ポケモンとして生み出された印象も受けます。
アイテムの内部番号も見てみると、ほのお・かみなり・みずの石が20-21-22と並んでいるのにリーフの石は2F番と離れています。
三鳥やイーブイ系を見てわかるように、開発途中では炎雷水(氷)がタイプの代表のような扱いをされていたことが伺えます。
その後御三家を炎水草と決め、じゃあ石も草を作らないととなりリーフの石が追加され、対応するポケモンも作らないと…みたいな事情があったのでは。
リーフの石後付け説は、イーブイに対応進化がないことからも多分確実じゃないかな、と思っております。
勿論、推測ですけど。
余談
もっとも、ミコンロコンキュウコンの2回進化が前後に比べて浮いているので、なんか間違いか誤解があるんじゃないかなぁ…と思ってますが。
最期まで見ていただきありがとうございました。