ネット上では都市伝説や笑い話として有名なファイヤーのにらみつけるですが、この問題の実態はかなり複雑で、単なるミスとも言い切れないのでまとめてみます。
しかしどれも決定力には欠け、言ってしまえはどうとでもこじつけられる問題なので、現状では答えは出せないと思っています。
リンク集みたいなものと思ってください。
ポケモン開発史考察 初代編 #02 ファイヤーの「にらみつける」について本気出して考えてみた
恐らくすべての発端。
サンダー、フリーザーと比較しにらみつけるの不自然さを示し、内部番号の近い「かえんほうしゃ」と間違えたとする説。
ただし肝心の内部番号を10進数で考えるのは不自然。
実はブログ主本人が「正直ガバガバで書き直したい」と言ってしまうほどで、あまり鵜呑みにできない。
何度か2chにURLが貼られる経験はあるけど何故か「ファイヤーのにらみつける」の記事がやたら多い。
— アルク (@aruku_magpnet) June 10, 2014
正直あれガバガバで思いっきり書き直したいレベルだから、あれ広まるのはなんか複雑なんだよな^~。
個人的にはヤマブキシティの記事辺りが力作(?)だから広まるんならあれがいいな(願望)
ちなみにヤマブキシティのほうはこっちでちょっと取り上げたからよかったら見てね(宣伝)
セキチクジムエスパー説その他もろもろの考察 - もにゃにっき
初代ポケモン ファイヤーのにらみつけるを覚える理由を検証してみた(動画)
主にかえんほうしゃ説への反論、及び、かみなり、ふぶきと対応する技は「ゴッドバード」であり、「にらみつける」はひかりのかべ、しろいきりに対応するためミスではないとする説。
習得レベルが違うのは特別感を出すため、というのはちょっと厳しい気がする。
初代ポケモン「にらみつける」の謎
効果の同じ「しっぽをふる」と二重習得するポケモンが多いことに着目し、にらみつけるは元々ほのおタイプの中堅技だったとする説。
ポケットモンスター赤緑考察 わざ・ポケモンの内部コードの整理
pandakatrimaculata.blog.fc2.com
説というよりは資料。
ポケモンと技の内部番号を対応させていくと、ゴッドバードはファイヤーが覚えることを前提に作られたと見てほぼ間違いなさそう。
HC Move Analysis
同じく資料。
赤緑の開発途中版が流出したとされるデータの、技の名前や性能をまとめたもの。
英語だけどまあ何とか読めるでしょう。
信憑性に疑問は残るが、これによると「にらみつける」は防御と素早さを同時に下げる技だったらしく、これなら「しっぽをふる」との二重習得も一応筋は通る。
しかしなぜファイヤーがLv51で覚えるのかは不明。